キャリアを変更する場合、見るべきポイントは料金プランですよね。まずは料金が安くなっていることは大前提になると思います。
今回は、ワイモバイルとソフトバンクの料金プラン比較をしてみました。
この記事を読むことで、ワイモバイルとソフトバンクの料金プランの違いがわかります。その結果、あなたがワイモバイルに乗り換えた方が良いのかを判断することができます。
個人的には、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えて正解でした。通信環境は変わらずに、月額の料金が下がったからです。
それでは、詳細を解説していきますね。
ワイモバイルの料金プラン、追加オプション、割引サービスの詳細については、「【Y!mobile】料金プランを徹底まとめ!スマホプランは割安で使い勝手良し」で解説しています。
目次
ワイモバイルとソフトバンクの料金プランを比較!どっちがお得?
ワイモバイルだけを見ていても、それがお得なのかを判断するのは難しいですよね。そこで、ソフトバンクの料金と比較をすることで、ワイモバイルがお得なのかを検証してみます。
基本的なスタンスとしては、以下のような考えを持っている人が対象です。
- ソフトバンクと同じ回線を使えるため、ワイモバイルへの乗り換えを検討している
- 基本料金を安く抑えたい
比較に関しては、下記の3つに着目して解説していきますね。
- スマートフォン・SIMの料金プランの比較
- 通話料・メール料金の比較
- 割引サービスの比較
スマートフォン・SIMの料金プランの比較
まずは、スマートフォン・SIMに関する料金プランの比較になります。
ワイモバイル | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
基本料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
価格表記は税込 |
ソフトバンク | スマホデビュープラン | ミニフィットプラン | メリハリプラン |
基本料金 | 2,178円 | 4,378円(〜1GB) 6,578円(〜2GB) 8,228円(〜5GB) | 7,678円(〜2GB) 9,328円(〜50GB) |
データ容量 | 1GB | 最大5GB | 最大50GB |
価格表記は税込 |
ぱっと見でわかると思いますが、ワイモバイルは通信容量に対する基本料が驚くほど安くなっています。
ワイモバイルは3GBなら2,178円(税込)で契約できますが、ソフトバンクでは2GBでも6,578円(税込)の基本料金が必要です。
個人的な結論ですが、
- データの使用量が25GB以下:ワイモバイルで契約
- データの使用量が25GB以上:ソフトバンクで契約
という考え方がありかもしれません。
なお、ソフトバンクの料金プランは非常に分かりづらいです。(あえて、分かりづらいようにしている印象があります)
掲載されている料金も、「割引サービスが適用されている価格」であり、標準的な料金は小さい文字かつ脇の方にチラッと書いてあるだけ。
通話料・メール料金の比較
次は、通話料とメール料金の比較です。
ワイモバイル | 条件 | 料金 |
通話料 | 22円/30秒 | |
メール | MMS(キャリアメール) | 0円 |
SMS | 3円/通 |
ソフトバンク | 条件 | 料金 | |
通話料 | スマホデビュープラン | 5分以内 | 無料 |
5分超過 | 22円/30秒 (10分超過分のみ) | ||
ミニフィットプラン | 22円/30秒 | ||
メリハリプラン | |||
メール | MMS(キャリアメール) | 0円 | |
SMS | ソフトバンク携帯 | 0円 | |
それ以外 | 3円/通 |
通話料に関しては、どっこいどっこいな印象があります。
ワイモバイルでは22円/30秒の通話料が発生します。かけ放題のプランを追加することはできますが、+1,870円(税込)のオプション料金が追加になります。
ソフトバンクもだいたい同じですね。ただしプランによっては5分以内無料になることも。また「+880(税込)円で5分間無料」、「+1,980円(税込)で全額無料」のオプションが追加可能です。
割引サービスの比較
最後は割引サービスの比較です。
ワイモバイル | 割引料金 | 期間 |
家族割 | 1,080円 | 永年 |
おうち割(光セット) | 1,080円 | 永年 |
おうち割(でんきセット) | 50円〜100円 | 永年 |
ソフトバンク | 割引料金 | 期間 |
半年おトク割 | 1,000円 | 6ヶ月 |
家族割 | 通話・メール無料 | 永年 |
おうち割(光セット) | 1,000円 | 永年 |
おうち割(でんきセット) | 100円 | 永年 |
割引サービスに関しては、ワイモバイル・ソフトバンク共におおよそ似通ったものでした。
唯一大きな差があるとすれば、「家族割」。
ワイモバイルの家族割は、「複数回線を契約すれば2回線目から基本料金が1,080円割引になる」というもの。一方でソフトバンクは、「通話・メールが無料になる」というものでした。
特に費用がかかるのが通話料の部分。ここは個々人で使用時間・回数が変わるので一概には言えない部分ですが、自分がお得になる方と契約するのがベストかと思います。
ワイモバイルとソフトバンクの家族割については「ワイモバイルとソフトバンクの家族割を比較 | どっちがお得?」で比較検証をしています。
ワイモバイルはこんな人にオススメ
- 毎月のデータ通信量が少ない(25GB以下が理想)
- 家族や同居している人がワイモバイルを使っている・使う可能性がある
- ソフトバンクを使っていたので、回線の種類を変えたくない
上記に当てはまる方であれば、ワイモバイルは間違いなくオススメなキャリアになっています。
まずはソフトバンクの請求から。
合計金額には、ソフトバンク光の費用も含まれているので実際は7,892円です。
こちらがワイモバイルに乗り換えた後の請求です。
料金プランは真ん中の「スマホベーシックプランM」です。新規割は6ヶ月しか継続しないので、実質3,532円ですね。
それでは比較です。
キャリア | 請求額(月) | 請求額(年) |
ワイモバイル | 3,532円 | 42,384円 |
ソフトバンク | 7,892円 | 94,704円 |
差額 | Δ4,360円 | Δ52,320円 |
はっきり言うと、ワイモバイルとソフトバンクでプランの内容はさほど変わりません。またサポートも大きな差はないはずです。
なのに、料金の差額は年間約50,000円ほど発生しています。
まとめ
今回は「ワイモバイルとソフトバンクの料金プラン比較」を解説しました。
ポイントは以下となっています。
- ◆料金プラン、ワイモバイルが優れている
- ◆通話料や割引サービスは、お互いどっこいどっこいの印象
ソフトバンクを使っていて料金に不満を持っている人であれば、ワイモバイルに乗り換えても損はありません。
月額の出費を抑えることができるので、同じ通信環境にありながら別のことにお金を使えるようになりますよ。