- ワイモバイルの家族割は、どんなサービス?
- ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えした際、家族割でお得になる?
ワイモバイルには「家族割」と呼ばれる割引サービスがあります。「家族割」に申し込むと基本料金から毎月1,080円の割引が発生するため、非常にお得なシステムになっています。
今回は「ワイモバイルの家族割」について解説しています。
家族割が適用される条件や必要書類をしっかりと理解して、ワイモバイルをお得に利用しましょう。
また、ソフトバンクでも「家族割」のサービスがありますが、意外とサービス内容は異なります。その辺りについてもしっかりと説明していきますね。
目次
ワイモバイルの家族割サービス
ワイモバイルの家族割サービスは、「家族」と定義される人同士で複数回線を契約していると、2回線目以降の利用料金が毎月1,080円の割引になるサービスです。
例えば、スマートフォンの料金プランで見てみると、
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
基本料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割適用後 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
価格表記は税込 |
といった形で、利用料金が30%前後安くなっています。
家族や親戚が別々のキャリアを使うよりも、ワイモバイル1つにしたほうがグッとお得になるサービスってことですね。
さらにワイモバイルでは、9回線目まで割引をすることができます。
関係 | 料金プランSの場合 | |
本人 | 主回線 | 2,178円 |
妻 | 副回線1 | 990円 |
父 | 副回線2 | 990円 |
母 | 副回線3 | 990円 |
兄 | 副回線4 | 990円 |
弟 | 副回線5 | 990円 |
叔父 | 副回線6 | 990円 |
叔母 | 副回線7 | 990円 |
甥 | 副回線8 | 990円 |
姪 | 副回線9 | 990円 |
上記のような形で、主回線の人を除き最大9回線まで適用可能。すべて料金が1,080円割引となります。
家族割が適用される条件
この「家族割」ですが、適用されるためには複数の条件をクリアしておく必要があります。
その条件とは、
- 血縁・婚姻または同住所であること
- 家族割の対象となる料金プランに加入していること
- ワイモバイルの他の割引プランに加入していないこと
の3点を満たす必要があります。
基本的には家族が対象となりますが、その他にも一緒に住んでいる(住民票を移している)場合であれば対象となります。
家族割の細かい条件については、「【Y!mobile】家族割が適用される条件を解説 | 家族でなくてもOK」で解説しています。
家族割の申し込み時に必用な書類
次に、家族割に申し込み際に必要な書類について説明します。
以下の3点が必要になります。
- 本人確認書類【全ての方】
- 家族割引サービス同意書【全ての方】
- 戸籍謄本、住民票記載事項証明書、同性のパートナーシップを証明する書類【主回線と副回線の人が別の所に住んでいる場合】
主回線と副回線の人が家族割を適用できる関係にあるかを確認するための、証明書ですね。
得に、主回線と副回線の人が別々の住所に住んでいる場合は、戸籍謄本や住民票記載事項証明書が追加で必要になります。
必要な書類の詳細や、家族割引サービス同意書の書き方については、「【Y!mobile】家族割で必用な書類とその書き方」で解説しています。
申し込みは店舗またはオンラインショップで
家族割の申し込みは、ワイモバイル店舗とオンラインショップで受付をしています。
ただし、ワイモバイルとの契約状況によってはオンラインショップでは受付ができないケースがあります。
契約前 | 契約後 | |
店舗での手続き | ◯ | ◯ |
オンラインでの手続き | ◯ | ー |
参考:ワイモバイル チャットサポート
オンラインで手続きをするなら、ワイモバイル契約前しかありません。「家族割」対象の人が周りにいれば、契約と一緒に申し込みをしてしまいましょう。
家族割はあとからでも追加で申し込み可能
もちろん家族割は、契約した後からでも追加で申し込み可能です。
- 契約したタイミングでは「家族割」の存在に気づかなかった
- あとから婚姻関係になって家族割の適用対象になった
など色々なシチュエーションがあるかと思いますが、「家族割」に申し込むタイミングはいつでもOKです。
ワイモバイルとソフトバンク 家族割の違い
ソフトバンクにも家族割というサービスが存在しています。ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えを検討しているのであれば、家族割の違いについても知っておいて損はありません。
ワイモバイルとソフトバンクの家族割、その大きな違いは割引の内容にあります。
- 【ワイモバイルの家族割】
主回線以外の人(副回線)は1,080円分料金が割引 - 【ソフトバンクの家族割】
主回線と副回線同士での通話・メールのやり取りが無料
通話やメールのやり取りが多くない場合は、基本料金から1,080円が必ず割り引かれるワイモバイルの方がメリット大です。
ワイモバイルとソフトバンクの家族割は、「ワイモバイルとソフトバンクの家族割を比較 | どっちがお得?」でより詳細に比較しています。
家族割が解約となる条件
家族割は「主回線」と「副回線」という条件のもとに成り立つサービスです。そのため、以下に該当する場合は、サービス適用が終了します。
- 主回線を解約した場合
- 副回線を解約した場合
- 主回線もしくは副回線の料金プランを、上記指定料金プラン以外に変更した場合
- 主回線もしくは副回線を、契約変更した場合
※ただし、4G-S プランからスマホベーシックプラン(タイプ 1)に契約変更した場合は除く - 契約の名義を法人名義に変更した場合
- その他、適用条件を満たさなくなった場合
主回線の人が解約した場合、家族割が適用されていた副回線全てが解約となってしまうので注意しましょう。
まとめ
今回は「家族割サービス」についてのまとめになります。
家族割は月額料金が1,080円引きになるメリットが大きいサービスです。
家族や同じ住所に住んでいる人がいれば、それぞれで別のキャリアに契約しているのはもったいない限りです。
特にソフトバンクに契約しているのであれば、同じ回線にも関わらずワイモバイルの方が格安の料金で利用でき、かつ家族割を適用できればグッと利用料金を抑えることも可能ですよ。